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Dropbox/Dropbox Business: 共有リンクを操作するCLI - watermint toolbox

watermint toolboxではDropboxまたはDropbox Business用のコマンドを各種揃えています。今回はDropboxの個人アカウントまたはDropbox Businessチーム全体に対する共有リンクを操作するコマンドを紹介します。

共有リンクの一覧

チーム内の共有リンクをすべてレポートとして出力することで、監査や管理上の資料として利用できます。なお、このコマンドではチームメンバー全員の共有リンクを取得して一覧を作成しますので、チームメンバー数が多い場合には相応の時間がかかります。

詳細はマニュアルに記載していますが、最新版のプログラムをダウンロードして解凍し、次のようなコマンドを実行します。なお、例ではプログラムをデスクトップに解凍したことを想定しています。

WindowsではまずPowerShellを起動し、次のようなコマンドを実行します。(なお、PowerShellへの依存関係はなくコマンドプロンプトやバッチファイルからの起動でも動作します)

まずデスクトップフォルダに移動します。

cd Desktop

続いてプログラムを実行します。

.\tbx.exe team sharedlink list

これでしばらく待つとレポートが作成されます。レポートファイルはCSV、xlsx、JSON形式の3種類出力され、画面上にレポートが作成されたパスが表示されます。レポートの書式についてはマニュアルを参照してください。

全体のチーム内の共有リンク有効期限を上書きする

このコマンドでは共有設定で、リンクを知っている人全員となっているチーム内の共有リンクに対して有効期限を上書きすることで実質的には公開リンクを削除できます。有効期限の指定方法は現時点からの日数、または指定した日時です。

たとえば有効期限を30日後に設定したい場合には次のように実行します。

.\tbx.exe team sharedlink update expiry -days 30

これで全ての公開共有リンクの有効期限を30日に上書きします。なお、有効期限が30日以内であるばあいには上書きしませんので、定期的にこのコマンドを実行してチーム全体の有効期限を管理することも可能です。

また、指定日時での有効期限指定も可能です。たとえば、年度末を有効期限としたい場合には次のように実行します。

.\tbx.exe team sharedlink update expiry -at 2021-04-01

このように -at オプションに続けて日時を指定するとその日時で上書きします。 詳細はマニュアルをご参照ください。