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Takayuki Okazaki’s blog

Books for a long autumn night
秋の夜長にぴったりな本がたくさんそろいました。全部読み終わるのはいつになるだろう。特にKnuth先生のThe Art of Computer Programming Volume 1-3のボックスセットは邦訳のほうではなく、原書なので余計に時間がかかりそうです。2010年ぐらいまでには読み終わりたいですね。

具体的なプロトタイプ設計に入る前に、別のアイデアを忘れてしまわないようにメモ書きしておきます。今回、当初の目標はHTMLのtableと同程度の表現能力を考えています。さて、表現能力の獲得はがんばればよいとして、その3で紹介したようにセルが結合されているような表をAPIで指定していくのは面倒くさそうです。たとえば、こんな感じになるんでしょうか。

Hogan h = new Hogan();

// (3, 2)の位置のセルでセル幅を2にして結合
h.setColumnSpan(3, 2, 2);

// (4, 6)の位置のセルでセル高を2にして結合
h.setRowSpan(4, 6, 2);

これはこれで必要なAPIですが、これだけで表を作り上げていくのはかなり面倒くさそうです。ですので、下記のようなイメージで、流行の流れるインタフェースというのを使ってはどうかと考えています。

// Builderを通してほぼHTMLの感覚でかける。
Hogan h = HoganBuilder.table()
  .thead().tr()
    .th("銘柄", Style.rowSpan(2))
    .th("始値")
    .th("高値")
    .th("前日比")
    .th("出来高", Style.rowSpan(2))
    .th("売気配")
  .tr()
    .th("終値")
    .th("安値")
    .th("前日比%")
    .th("買気配)
  .tbody().tr()
    .td("ABC", Style.rowSpan(2))
    .td(6460, Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td(7360, Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td(2000, Style.decimalFormat("+#,##0;-#,##0"))
    .td(1275, Style.decimalFormat("#,##0").rowSpan(2))
    .td("---", Style.decimalFormat("#,##0"))
  .tr()
    .td(7360, Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td(6020, Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td(0.373, Style.decimalFormat("+##0.0%;-##0.0%"))
    .td(7360, Style.decimalFormat("#,##0"));

// 行の追加
h.addRow(HoganBuilder.tr()
    .td("DEF", Style.rowSpan(2))
    .td(55000, Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td(56000, Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td(-1800, Style.decimalFormat("+#,##0;-#,##0"))
    .td(61899, Style.decimalFormat("#,##0").rowSpan(2))
    .td(52800, Style.decimalFormat("#,##0"))
  .tr()
    .td(52700, Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td(52200, Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td(-0.033, Style.decimalFormat("+##0.0%;-##0.0%"))
    .td(52700, Style.decimalFormat("#,##0")));

// 行の追加
h.addRow(HoganBuilder.tr()
    .td("GEF", Style.rowSpan(2))
    .td(32350, Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td(32400, Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td(300, Style.decimalFormat("+#,##0;-#,##0"))
    .td(144616, Style.decimalFormat("#,##0").rowSpan(2))
    .td("---", Style.decimalFormat("#,##0"))
  .tr()
    .td(30650, Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td(30100, Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td(0.009, Style.decimalFormat("+##0.0%;-##0.0%"))
    .td("---", Style.decimalFormat("#,##0")));

hogan.png
このようにかければ、わりと拡張の融通も利きそうですし、HTMLで表を作ったことがある人ならば、違和感なく使えると思います。スタイルの指定をどうするかはもう少しアイデアを練り込む必要がありそうです。なお、上記の例では毎回、それぞれの行で書式を指定していますが、このあたりは冗長に見えるので、テンプレート機能のようなものを用意しても良いだろうと思っています。

// 株価クラス
public class StockPrice {
  private String symbol;
  private int startPrice;
  private int endPrice;
  private int highPrice;
  private int lowPrice;
  private long volume;
  private int diff;
  private float diffPercent;
  private int ask;
  private int bid;
  public void setSymbol(String symbol) { this.symbol = symbol; }
  public String getSymbol() { return this.symbol; }
  ... // 以下 setter/getterやコンストラクタなど
}

// 株価情報
StockPrice s = new StockPrice("DEF", 55000, 52700
    , 56000, 52200
    , -1800, -0.033f
    , 61899
    , 52800, 52700);

Hogan h = ... /// ... ベースとなる表の作成

RowTemplate tmpl = RowTemplateBuilder.tr()
    .td("symbol", Style.rowSpan(2))
    .td("startPrice", Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td("highPrice", Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td("diff", Style.decimalFormat("+#,##0;-#,##0"))
    .td("volume", Style.decimalFormat("#,##0").rowSpan(2))
    .td("bid", Style.decimalFormat("#,##0"))
  .tr()
    .td("endPrice", Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td("lowPrice", Style.decimalFormat("#,##0"))
    .td("diffPercent", Style.decimalFormat("+##0.0%;-##0.0%"))
    .td("ask", Style.decimalFormat("#,##0")));

// 株価情報JavaBeanからテンプレートに沿って行に展開
h.addRow(tmpl.newRow(s));

このようにたとえばRowTemplate・RowTemplateBuilderのようなクラスを作っておき、実際に付け加えるデータはStockPriceインスタンスのように管理しやすいままの形で複雑な形式の行を追加します。この例でのRowTemplateBuilderのtd(”symbol”, … のような第一引数はプロパティ名です(拡張してELに対応するか、BeansBindingに対応してもおもしろいですね)。ここではJavaBeanに対するアクセスを考えていますが当然、HashMap等にも応用できます。
この例は表示スタイルについてのみ定義していますが、ほかの発展イメージとしてはバリデーションルールの追加や、エディタやレンダラの指定なども考えられます。

だいぶデザインコンセプトが固まってきました。最初のプロトタイプはいきなり実装を始めてプログラミングの感覚を取り戻すことにしようかと思っていましたが、それではもったいないのできちんとした設計からやる方針に変えました。きちんと設計を進めてみたところ、今回作ろうとしているのは単に表としてデータを羅列するための役割を持った部品とするよりも、ある情報アーキテクチャに基づいてデータをユーザに公開したり、ユーザからのアクションに対応するためのフレームワークと考えた方がより汎用的です。それに、それぐらいの設計上の敷居をあげておかないとリハビリとしては甘いような気もします。
_DSC3019
最初、どれぐらい汎用的なデータモデルを用意すれば、複雑な表にも対応できるか考えるために複雑な表の例を考えることにしました。
simpletable.png
まずJTableでも実現できるもっともシンプルなテーブルを考えます。列がいくつかあって、ヘッダがあります。データは一行ごとに表示される形式です。これならばデータの形式はJTableのTableModelのように行ごとに管理するのが良さそうです。セルの結合が多少あっても、それはレンダリングのためのヒント情報を与えてやれば解決できそうです。もう少し複雑な例を考えてみます。
multiple row in single data
セルやヘッダが結合された上に、ひとつのデータの固まりが複数行を使う場合です。ここでは例として株価情報にしていますが、一件のデータについて表示項目がかなり多くなる場合には、横にデータを広げるよりも折りたたんで、複数行で表現するほうが可読性が向上する場合があります。このような表を扱うような場合、表示上の行と、データ上の行は必ずしも一致しなくなります。JTableのTableModelでこのような表を扱うのはかなり難しくなります。
幅などに応じて伸縮する表
次の例は、たとえばテーブルの表示幅にあわせて列数が可変になるような表の構造です。この例ではデータは左上の端から右方向に詰め込まれ、表示幅が足りる範囲で右方向に成長します。表示幅が足りなくなれば、次の行に改行します。このような表はショッピングサイトなどのカタログでよく見受けられます。この表のデータモデルは、一次元的ではありますが、表示上の位置関係とは独立したデータモデルとなり、表示位置は動的に決定されます。
_DSC3017
さて、表の例としては上記以外にも様々なパターンが考えられますが、様々な形式の表に対応するためには、モデルが多様なデータ形式を受け入れるようにするか、複数パターンのデータモデルを受け入れるようにするなど、いかにも使い勝手が悪くなりそうなにおいのする方向で設計が進みそうです。ここでは、当初のネーミング通り、方眼紙というコンセプトに戻ることにしました。
方眼紙からいろんな表へ
まずは、もっともシンプルな方眼紙のようなコンポーネントを設計し、それをベースとして多様なデータ表現を実現できるような拡張の形で広げていく方法です。これならば扱うデータモデルの複雑さとAPIとしての使い勝手のバランスがうまくとれそうです。この設計が良いかどうかまだ分かりませんが、あまり設計ばっかり考えていてもリハビリにならないのでだいたいこの方針で、随時軌道修正しながら実装プロトタイプを作っていってみることにします。

これから作るSwingコンポーネント、JHogan(仮)の設計方針についてまとめておきます。

  • UIクラスも自作する。レイテンシ上、シビアになった場合のチューニング余地を広げるため。また、デザイン上も独自の工夫をするのが楽しそうだから。
  • JScrollPane相当も自作する。フォーカスの制御や、複雑なスクロールの制御をするなら自作した方が簡単そう。
  • プラグイン可能なアーキテクチャ。いろいろ追加的機能はどんどん欲しくなると思うので、機能を動的につけたり外したりしやすい感じのアーキテクチャをねらいます。
  • アノテーションやジェネリクスの活用。使えるところでは積極的に使います。
  • ツールの作成。ある程度複雑な表を作ろうとすると、JHoganのAPIをたたいて表を設計するのは面倒くさくなりそうなので、表のテンプレートを作るためのツールも作ることにします。ただし、ツールばっかりに注力しないように、優先順位は低めに設定します。

新たに設計を始める前に、もっとも類似で参考とすべきクラスJTableを使ってみての感想まとめておきます。今回はリハビリ目的と言うこともあって、JTableを拡張するよりは、JTableではなく全く新たにコンポーネントを設計しようと思っています。これは、JTableだけでなく、画面スクロールのためのJScollPaneも同様に新たにこの方眼紙コンポーネントのために設計することにします。では、既存のSwingコンポーネントJTableとJScrollPaneを使った場合の問題点を。

  • TableModelが抽象的すぎる。ある程度複雑な表を扱おうとすると、TableModelが定義しているインタフェースでは不足ぎみです。リッチな表現を実現するためには、JTableかTableModelのどちらかでレンダリングのためのコンテキスト情報(たとえばセル結合とか、背景色とか)を持つ必要がありますが、現状のJTable・TableModelのコンビネーションではこれらのデータを扱う方法が十分考慮されているようには思えません。TableModelを実装したクラスでそれらの情報を管理しても良いのですが、TableModel相当の実装が渡されたときの互換的な振る舞いを定義するのが面倒なことと、より適切にテーブルモデルを設計することもリハビリの一環と考え車輪の再発明をすることとします。
  • ヘッダとなるべきセルが上部以外にある場合、スクロールとフォーカスの扱いがJTableとJScrollPaneの組み合わせではややこしい。たとえば、表の左側を固定してヘッダとしたい場合、典型的な実装例ではJScrollPaneのRow Headerに別のJTableインスタンスや、JListインスタンスを設定して、データ内容や表示を同期したりします。単純な例ではそれでも良いのですが、フォーカスの移動や、スクロール、データ内容更新に伴う列サイズの更新などが生じた場合のハンドリングが複雑で、バグが生じやすく、また、再現が難しいケースもあるので実装としては避けたい方式です。
  • JTableを拡張する場合、Javaバージョン追随に対して十分ケアしなければならなくなる。Java SE 6ではJTableに対してsortやDropModeなどの拡張が追加されていますが、Java SEのバージョンアップに伴って一般的なメソッド名として追加されてしまうと、のちのち重複した名前をつけてしまった場合に面倒になります。特に、一般的な名称は標準的な仕様でりようされてしまい、回避的な名称にすると、理解しづらくなってしまうので新たにクラスを起こす方が適切だろうと考えています。
  • 複雑なヘッダ構造に対応できない。ヘッダとなる行(あるいは列)が複数行で構成されるような表に対応することは現状のJTableHeaderでは難しい。
  • プラグイン的に振る舞いを追加することがあまり簡単ではない。表のようなコンポーネントには様々な要件が日常的に要求されますが、JTableは処理の多くを隠蔽しているので、多様な処理をあとから付け足すためにはややこしい処理を余儀なくされたり、せっかく作ってもJavaのバージョンアップとともに挙動が変わってしまう可能性もあります。

JTable継承しないデメリットもあります。JTableを含め標準的なSwingコンポーネントはLook & Feelに応じたUIレンダリングクラスが標準的に用意されています。その一方で、新たにコンポーネントを起こす場合には、各Look & Feel向けにそれらのUIレンダリングクラスを実装する必要が生じます。このことがSwingでカスタムコンポーネントが初期に想定されたほど開発されなかった原因の一つだと思います。ただ、これは今回、マルチLook & Feel対応を初期段階ではあきらめることで許容範囲内とします。余裕があれば、複数のLook & Feelに対応しても良いのですが面倒なのできっとしないと思います ;-P

最近、サンプルプログラムを動かしたり、ちょっとしたシェルスクリプトを書く以外ではめっきりプログラミングをしなくなったので、リハビリをしようと思います。リハビリ目的なので、ある程度複雑な題材にチャレンジすることにします。ちょうど、前から作ろうと思っていた題材があるのでそれを作ることにします。今回作ろうと思うのは、JavaのSwing向けに方眼紙みたいなコンポーネントです。
JTable
SwingにはJTableというコンポーネントがありますが、ある程度複雑なことをしようとすると、とたんに破綻します。たとえば、それぞれの行にヘッダ(左端の列をヘッダとする)を付与したり、セルを結合したり、同一列内で複数のデータ型を扱うような場合です。これらの問題を解決するような新たなコンポーネントを作ることは、リハビリの題材として丁度規模的にも、難易度的にも丁度良さそうです。このような表のようなコンポーネントは、特に日本市場では成熟されたExcelによる業務システムが暗黙的な比較対象となることもあって機能的にも際限なくテーマが与えられますし、ユーザインタフェースとしては十分機敏に動かなければならないのでパフォーマンスチューニングや、ある種トリッキーなアルゴリズムを思い出すきっかけになりそうです。ひとまず、2〜3回ほど使い捨てのプロトタイプを作って実証実験をした後に、そこそこ形となるモノを仕上げてみたいと思います。

前のエントリで買う、と言っていたコンピュータの数学は、大きめの本やをいくつかまわっても見つからなかったので、とりあえずそれはAmazonで注文して(明日ぐらいに届くみたい)、今日は渋谷に行ったついでに、別の本をブックオフで買ってきました。大好きなHead FirstシリーズのObject-Oriented Analysis & Designです。
R0027007
ラッキーなことに1,000円で手に入りました。いまさら、OOAやOODを熱心に勉強しなければいけない訳ではないですが、特に、AnalysisとかDesignなんていうカテゴリの本は読めば読むほどいろんな観点が手に入ってとても有益だと思っています。問題は読み終われるかどうかだけですね。ほかにも読んでない本、いっぱい残ってるし・・・。

懐かしむシリーズ(?)第二弾です。いろいろ昔のファイルを整理していると、懐かしいプログラムが出てきました。高校の頃はやたらアセンブラとかを使ってグラフィックライブラリなんかを再実装するのにやたら時間を費やしていました。

/*
 * PC-9821 256color graphics library
 * $Id: dos256.c 1.1 96/02/03 22:14:27 Okazaki Exp Okazaki $
 */

RCSのログも残っていました。12年半前のプログラムですね。でもこれ以外にも何回か作り直した記憶があります。これはPC-9821のMS-DOS専用グラフィックライブラリで、PC-9801では4096色中16色しか使えなかったのが、PC-9821では16777216色(24ビット)中256色を使うことができる拡張がありました。このプログラムはその拡張を利用するためのプログラムです。

#include "dos256.h"

void dos256begin(void)
{
	_asm {
		mov		al,07h
		out		6ah,al
		mov		al,21h
		out		6ah,al
		mov		al,0dh
		out		0a2h,al
	}
}

void dos256end(void)
{
	_asm {
		mov		al,07h
		out		6ah,al
		mov		al,20h
		out		6ah,al
	}
}

もうほとんど中身はアセンブラです。この辺は文献を参考にしながら淡々と打ち込めばいいだけです。

void dos256cls(void)
{
	_asm {
		mov	ax,0e000h
		mov	es,ax
		mov	bh,0
		mov	bl,1
		mov	es:[0004h],bh
		mov	es:[0006h],bl
		mov	cx,16384
		xor	di,di
		mov	ax,0a800h
		mov	es,ax
		xor	eax,eax
		rep	stosd

		mov	ax,0e000h
		mov	es,ax
		add	word ptr es:[0004h],2
		add	word ptr es:[0006h],2
		mov	cx,16384
		xor	di,di
		mov	ax,0a800h
		mov	es,ax
		xor	eax,eax
		rep	stosd

		mov	ax,0e000h
		mov	es,ax
		add	word ptr es:[0004h],2
		add	word ptr es:[0006h],2
		mov	cx,16384
		xor	di,di
		mov	ax,0a800h
		mov	es,ax
		xor	eax,eax
		rep	stosd

		mov	ax,0e000h
		mov	es,ax
		add	word ptr es:[0004h],2
		add	word ptr es:[0006h],2
		mov	cx,14848
		xor	di,di
		mov	ax,0a800h
		mov	es,ax
		xor	eax,eax
		rep	stosd
	}
}

画面をクリアするための関数ですが、一応、32ビットレジスタを使って4バイトずつ画面をクリアしているので少しは速いです。そういえば、当時はBorland C++ 4.0とTurbo Assemblerを使っていたと思います。

void dos256pixel(int x, int y, int c)
{
	unsigned long	adr;
	unsigned short	vadr;
	unsigned short	ioadr;
	unsigned char	col = c & 0xff;

	if (x >= 0 && x < 640 && y >= 0 && y < 640) {
		adr 	= (long)y * 640L + x;
		vadr	= (unsigned short)(adr & 0x7fff);
		ioadr	= (unsigned short)(adr >> 15);

		_asm {
			mov		ax,0e000h
			mov		es,ax
			mov		ax,04h
			mov		si,ax
			mov		ax,ioadr
			mov		es:[si],ax
			mov		ax,0a800h
			mov		es,ax
			mov		ax,vadr
			mov		si,ax
			mov		al,col
			mov		es:[si],al
		}
	}
}

アドレスを計算してドットをうちます。これも淡々と打ち込めばいいだけ。

void dos256palette(int c, int r, int g, int b)
{
	unsigned char col = c & 0xff;
	unsigned char cr = r & 0xff;
	unsigned char cg = g & 0xff;
	unsigned char cb = b & 0xff;

	_asm {
		mov		al,col
		out		0a8h,al
		mov		al,cg
		out		0aah,al
		mov		al,cr
		out		0ach,al
		mov		al,cb
		out		0aeh,al
	}
}

パレットの変更。フルカラーが当然の今だとあんまり使わないかもしれませんが、GIF画像なんかをPhotoshop等で扱ったことのある方ならインデックスカラーとしておなじみかもしれません。

void dos256line(int x1, int y1, int x2, int y2, int c)
{
	int dx, dy;
	int s;
	int step;

	dx = x2 - x1; if (dx < 0) dx = -dx;
	dy = y2 - y1; if (dy < 0) dy = -dy;

	if (dx > dy) {
		if (x1 > x2) {
			step = (y1 > y2) ? 1 : -1;
			s  = x1; x1 = x2; x2 = s; y1 = y2;
		} else {
			step = (y1 < y2) ? 1 : -1;
		}
		dos256pixel(x1, y1, c);
		s = dx >> 1;
		while (++x1 <= x2) {
			if ((s -= dy) < 0) {
				s += dx;
				y1 += step;
			}
			dos256pixel(x1, y1, c);
		}
	} else {
		if (y1 > y2) {
			step = (x1 > x2) ? 1 : -1;
			s  = y1; y1 = y2; y2 = s; x1 = x2;
		} else {
			step = (x1 < x2) ? 1 : -1;
		}
		dos256pixel(x1, y1, c);
		s = dy >> 1;
		while (++y1 <= y2) {
			if ((s -= dx) < 0) {
				s += dy;
				x1 += step;
			}
			dos256pixel(x1, y1, c);
		}
	}
}

線を引くところはブレゼンハムのアルゴリズムです。これもどこかの本に載ってたのを淡々と写経しているような感じです。ブレゼンハムのアルゴリズムが載っている本を参照しているなら、円とかも実装してもよさそうな気がしますが、使わない物は実装しない主義だったようですね。そういえば、画像系でいうと、いかに画面を素早く塗りつぶすかでいろいろ試行錯誤した後が見つかりました。フルアセンブラ実装とか。

code	segment
	assume	cs:code,ds:code,ss:code
	org	100h

start:
	; extended graphics start
	.186
	mov	al,07h
	out	6ah,al
	mov	al,21h
	out	6ah,al
;	mov	al,06h
;	out	6ah,al

	mov	al,0dh
	out	0a2h,al

;	mov	ax,0e000h
;	mov	es,ax
;	xor	al,al
;	mov	es:[0100h],al
;	xor	ax,ax
;	mov	es,ax
;	mov	al,80h
;	or	es:[054dh],al

	; display hsync 31kHz
	mov	ah,31h
	int	18h
	and	al,04h
	jnz	hsyncend

	; display hsync 24kHz -> 31kHz
	mov	ah,30h
	mov	al,00001100b ; hsync 31kHz
	mov	bh,00010001b ; 640x200(upper), text 25line mode
	int	18h
hsyncend:

	; clear screen
	; erase bank 0 to 7
	mov	bh,0
	mov	bl,1
	call	erase

	; erase bank 8 to 15
	mov	bh,8
	mov	bl,9
	call	erase

	; extended graphics end
	mov	al,07h
	out	6ah,al
	mov	al,68h
	out	6ah,al
	mov	al,20h
	out	6ah,al
;	mov	al,06h
;	out	6ah,al

	mov	al,0ch
	out	0a2h,al
;	mov	al,0dh
;	out	6bh,al

	xor	ax,ax
;	mov	es,ax
;	mov	al,7fh
;	and	es:[054dh],al

	; quit
	mov	ax,4c00h
	int	21h

erase:
	.386
	mov	ax,0a800h
	mov	es,ax
	mov	ax,0e000h
	mov	fs,ax
	xor	eax,eax

	mov	fs:[0004h],bh
	mov	fs:[0006h],bl
	mov	cx,16384
	xor	di,di
	rep	stosd

	add	word ptr fs:[0004h],2
	add	word ptr fs:[0006h],2
	mov	cx,16384
	xor	di,di
	rep	stosd

	add	word ptr fs:[0004h],2
	add	word ptr fs:[0006h],2
	mov	cx,16384
	xor	di,di
	rep	stosd

	add	word ptr fs:[0004h],2
	add	word ptr fs:[0006h],2
	mov	cx,14848
	xor	di,di
	rep	stosd
	ret

code	ends
end	start

mov ax,4c00h と int 21hなんかは呪文のように覚えてた記憶がよみがえりました。こんな感じでアセンブラにはまってた時期もありましたが、図書館に行ってもなかなかTurbo Assemblerの本はなくて、MASMの本をみて、Turbo Assembler的に書き換えるということをしてたような気がします。

久しぶりに発掘したプログラマブル関数電卓 SHARP EL-5120。これにはBASICライクなプログラムが組める機能が搭載されており、当時プログラミングしたプログラムがそのまま残っていました。たぶん、94年〜95年頃にかけて作ったプログラムですね。何のこと無い、教科書そのままのプログラムです。

GCM : REAL
INPUT A
INPUT B
T=A*B
LABEL G
M=A-INT (A/B)*B
IF M=0GOTO E
A=B
B=M
GOTO G
LABEL E
PRINT "GCM
PRINT B
WAIT
PRINT "LCM
B=T/B
PRINT B

GCM(最大公約数)とLCM(最小公倍数)を求めるためのプログラムです。ユークリッドの互除法ですね。懐かしい。続いては、割ったあまりを求めるだけのプログラム。

MOD : REAL
INPUT A
INPUT B
M=A-INT (A/B) * B
PRINT M

シンプルですね。とはいえ、以外と役に立った記憶があります。次は

CRAMEL : REAL
PRINT"AX+BY=P
PRINT"CX+DY=Q
WAIT 1
INPUT A
INPUT B
INPUT P
INPUT C
INPUT D
INPUT Q
Z=AD-BC
X=(PD-BQ)/Z
Y=(AQ-CP)/Z
PRINT X
WAIT
PRINT Y

これもクラメルの公式通りですね。2元1次方程式の解の公式。次が残っていた最後のプログラムです。素因数分解をするやつですね。

SOINSU : REAL
INPUT A
C=2
M=√A
LABEL K
D=A/C
IF D=INT DGOTO W
C=C+1
IF C>MGOTO F
GOTO K
LABEL W
PRINT C
A=A/C
IF A=1GOTO E
PRINT "HIT KEY
WAIT
GOTO K
LABEL E
END
LABEL F
PRINT A

ちなみに、IF A=1GOTOのようにA=1とGOTOの間にスペースが空かないことに違和感があるかもしれませんが、どうもEL-5120の仕様です。変数は1文字の物しか使えなかったはずです。この電卓を買った当時まだパソコンは所持しておらず、プログラムを組む、ということはとても高貴なことで、制約の多かったEL-5120 BASICでのプログラミングもとても楽しい時間でした。同時期に持っていた、CASIOの関数電卓はぜんぜんグラフィカルではないプログラマブル関数電卓で、しかもメモリも30ステップ分しか無く、途中でうち間違えたらやり直し、というシビアなプログラミング環境でしたが、それでも夢中でプログラムしていたのを思い出します。高校一年の頃です。z80のマイコンボードでハンドアセンブルしたプログラムを16進キーボードで入れてたのは高校三年の頃。今は、その当時と比べれば雲泥の差の環境を持ちながら、うまく使いこなせていないのが少し残念です。がんばらないと!とりあえずコンピュータの数学でも買ってきて久しぶりに勉強しようかな。