今度、このブログのデザインを替えようと思っています。このDum-Dumというテーマも気に入っているんですが、本文中の文字サイズを12ptから14ptにしたので現状の幅490px(一行およそ35文字)よりもやや広げて600px程度(1行およそ42文字)にしたり、写真はセンタリングしたりしたいという細かな修正のアイデアがあります。現在はターゲットのウインドウサイズを幅800pxでデザインしていますが、最近は幅960pxでデザインすることが主流のようなのでそれに合わせます。ブログに来ていただいている方々の画面解像度の統計をみても、960pxはほとんどの場合で許容いただけると思っています。

今回のデザイン変更は本文の幅を変えるというやや大がかりなことになるので、だいたい1から作り直しにするつもりです。このため、サイトデザインのコンセプトをどうするかを考えていました。たいしたデザインをするわけではないので、コンセプトなんて無くても差し支え無いんですが「コンセプトを作って、その上に作り上げる」というやり方を練習しておくために、コンセプト決めを最初にやることにしました。

ブログは、Webのlogを合わせたWeblogから生じた造語です。logとはもともと船の航海記録や、乗り物の運行記録を示すそうです。僕のブログでは航海記録のつもりで書いているわけではないので、ブログという言葉から導き出される意味をこのブログのコンセプトとするのは違和感があります。一方、ブログの説明として他人とシェアできる日記と説明されることがあります。書いている内容から考えて日記というのはとても近い気がします。

ほんの10年前まで自分の日記を赤の他人に見せるということは、ほとんどあり得ない行為だったと思います。せいぜい有名人の日記が出版されたものを読むことができる程度だったように思います。これは、10年前の日記が自分自身のプライベートな情報の塊だったためでしょう。今日かかれるブログの内容はそういったプライベートな情報の塊ではなく、知られても良い情報とほんの少しプライベートな情報を表現するにとどまっています。個人はもともとプライベートな情報と、知られても良い情報の二種類を持っていて、10年前までは知られても良い情報をわざわざ書き示す場所がなかっただけかもしれません。

この微妙なプライベート感と、知られても良い情報の間のニュアンスを満たすコンセプトを幾つか考えていました。思いついた中で最も近いのが「庭」です。庭はたいていの場合、道路に面していて、近所の人や通勤・通学で通る人の目に付きます。「あ、あの家の桜が咲いたな」とか「キンモクセイの香りが気持ちいいな」とか、ふと目にしたとき、あるいは気づいたときに注目して、たまたま家の人がいれば「きれいに咲きましたね」と声をかけるかもしれません。

ブログを通したコミュニケーションの形態はいろんなパターンがあると思います。その中でも、自分の書いている記事の傾向から考えると「情報を発信してやろう」というよりは、庭を手入れするような感覚で「情報を整理しておこう」と思うのにとても近いのではないかと思っています。なので、ブログのテイストも「いらっしゃいませ」というよりは、「お気軽にご覧ください」ぐらいになるはずです。

自分の中では「庭」というコンセプトがとてもしっくり来たので、ひとまず、このアイデアをベースとしてサイトデザインを作っていこうと思います。
19
4月
