mixiの上場や、mySpace.comの日本進出といったSNS関連の話題はいま花盛りで、今日いつも聴いているTOKYO FMのTapestryという番組で、この番組でもTapestry NetというSNSを始めました、という紹介がありました。
何となく早速これには登録してみたのですが、それで思ったのは、こういったSNSに参加されている方のうち、2つ以上のSNSに加入されている方は少なくないと思います。そうすると問題になってくるのが、それぞれへのログインや、プロフィール情報の管理、あるいは自分の日記の管理の面倒臭さです。
おそらくは、一番使いやすい(機能的/内容的)SNSをメインにして、あとはたまにしか見ない、という場合も多いはず。おそらくそれらが一元的に管理できたり、閲覧できたり、日記をうまく書き分けられるようなサービスがあればおもしろいはずです。
連携への壁
ログイン情報あるいはユーザ情報の連携、というのは今やSAMLやWS-SecurityといったWeb Serviceベースの仕様やその実装がたくさんあります。
他の問題として日記の情報なんかも、最近ではブログなんかでよく使われているRSSというような技術を使っていけば、複数の日記サイトを効率よく閲覧するというシステムもそう難易度が高いものではなくなってきています。
そうするとあとは技術的な問題というよりは、SNS運営者の政治的な問題であったり、利用者側の問題です。
SNS運営者は、少なからず自分たちのSNSにユーザを釘付けにしておきたい、と考えるでしょうから、その連携によって、たとえば連携版SNSを提供する運営者に、(相対的に)ユーザを持っていかれてしまうのはおもしろくないはずです。
そういった思いがあるのかどうかはわかりませんが、知る限りmixiやTapestry NetのようなSNSでは外部連携のためのRSSといった手段は提供されていません。
また利用規約においても、
本サービスによって会員に提供されているインターフェイス以外の手段を用いてサービスにアクセスすること。
というような禁止事項が設けられている等、少なからずその思いが伝わってきます。
個人的な考えとしては、将来的にSNSの広がりがさらなる大きさになっていった場合に、SNSを連携させるようなサービス(表題ではFederated SNSと言いましたが)は、ユーザからの声によって実現せざるを得ない物になるだろうと思っています。
これはネットワーク上のユーザは、実生活における会社、学校、家庭といったコミュニティーに属するのと同じ以上の感覚で複数のコミュニティーあるいはSNSに属していくことになるだろうという想像からです。
