先日、知り合いに呼ばれて行ってみると何かと思えばとあるビジネスの話でした。「とあるビジネス」とはよくあるネットワーク・ビジネスのお話で、まあ、マルチ商法ではないとのことでしたが、そういった話に限らず儲け話の類はしょっちゅう電話なりメールなりで来るので、なあんだまたかと思っていましたが、話を一通り聞いてその場での印象としては
- 商品の内容 : まあ良い
- ビジネスのシステム : まあ良い
という印象でしたが、いかにも逃がさないぞというオーラ丸出しの姿勢でかえって印象を悪くした気がします。それでもまあ、根拠なくYesともNoとも言わない状態を続けるのは先方にも時間を割いてもらったことを考えれば悪いなあと思い、自分なりに納得のいく結論を出せるように調査をしてみることにしました。
説明をしてくださった方曰くは、家かえってインターネットで調べてもネガティブなことしか載ってないから信用しないように、たとえば2ちゃんねるの書き込みみてネガティブなことを言われても困る。というまあ、ごもっともなお話を頂きましたが、こちらとしてはコンピュータ業界で長年やってるんだから情報の信頼性もそれなりにわかっているつもりでしたからちゃんとした方法で調べていくことにしました。
今回このブログでは該当の商品や団体について伏せたいために詳しくは書きませんが、まずは、総務省統計局 の統計情報を確認しました。統計についてはいろいろな観点があるので読み方も注意しなければならないのですが、統計局の出されている統計情報は信頼性もさることながらExcel形式で元データが入手可能なこともあり手元で目的のデータに加工しやすいというところも気に入っているところです。
こういった調査の結果、今回は自分の中で明確に「No」という答え(=自分には合わないという結論)を出すことができました。今度先方から連絡があったらその旨伝えて、お互い無駄な時間をすごさないようにしたいものです。
5:01 PM on 8月 30th, 2006
私も今似たような境遇にあり、誘われてるのを断りたい方が優勢の状態なのですが
総務省統計局のどの情報を活用したのかもしよかったら教えてください。
8:46 PM on 8月 30th, 2006
Yukkeさん、こんにちは。
個人的な考えであるという前提をおきますが、私のケースでは最初から断るという結論が出ていました。今回統計局の情報を使ったのは、自分の仮説(そのサイドビジネスが自分にそれほど利益をもたらさない)がその結論に対してそれが確かなものであるということの確認のために使いました。そういった意味では、Yukkeさんが仮説をお持ちであればどのように数字を見ればよいかは自ずとわかるでしょうし、逆に、Yukkeさんが仮説をお持ちで無い段階で統計情報を見ても、よほどそういった数字を普段から扱われている方でなければ何かの有意な情報を得ることは難しいと思います。
もし、そういった情報を断ることに使おうと思われているのであれば、それはあまりおすすめしません。なぜなら、誘った側には多かれ少なかれ、断られた場合の対処を考えておくと考えられますから、生半可な理論武装をしていっても、うまく覆すのはほとんど無理だからです。
おすすめするのは、自分の気持ちによって断る意思を伝えることです。私の場合は、次のような根本的理由により最初からNoという結論が出ていました。
1. 今の職業に満足していて、かつ今回紹介されたビジネスを本業としようとは思わない。
2. サイドビジネスを仮にやるのであれば、本業に対しても良い影響をもたらすものでなければやる意味は無い。
3. そのサイドビジネスに対して、自分の技能、経験を活かせる訳ではない(=他の人でもできるビジネスだし、相手が言うほどおいしくないってこと)
これは自分の意志、生き方であり、相手から理論的に覆すことはほとんど不可能です。それでも色々言われた場合に備えて上記のような理論武装をしているわけですが、それは奥の手なのでそれを最初から出す気はありません。また、それを出そうと思う場合にはもう一段、相手によって覆すことのできない条件をもちかけて結論を出すつもりです。
まだ断りたい方が優勢、という段階で断ること中心にご説明しましたが、「得できなかったことについては後悔しない」という考えを持っていただければ、その判断はそれほど難しくないと思います。
11:41 AM on 9月 13th, 2006
とても丁寧な回答ありがとうございました。大変参考になりました。
私の場合も始めにnoという結論がでていたのでしたが、断る時に根拠が薄いので助けになればとヘルプさせていただきました。
私の場合も本業の方が魅力的であり、余暇の時間を潰してまで副業をする必要に迫られていないとうことをきちっと説明して断りました。
私を誘った相手は仕事内容にはそれほど満足をおいていなかったこと、その相手が何人か誘ったメンバーの中で仕事内容の満足に重点を置く生き方を選んでいる人がいなかったことからその反応は意外だと思われたようでした。
私からすると仕事内容の満足に重点を置かない生き方の人が沢山いることが逆に意外でした。