V903Tを購入してからそろそろ1ヶ月ちょっとになりました。この製品は正直なところ、ここ近年で購入したもののなかでワースト1位に輝くと言っていいほど使いにくいものでした。
たまたまなのかもしれませんが、実家にあるビデオデッキも東芝製でそれも同じようにがっかりするというか、怒りが混み上がってくるほど使いにくいもので、こういう偶然が重なると「東芝さんにはユーザインタフェースデザインのデザイナーは居ないのでは?」と思えてくるほどです。
使いやすさ/使いにくさというのはある程度個人差があるので上記のようにがっかりする人も入れば、そうでない人も居ると思うのですが、少なくともV903Tのそれは、設計以前の段階で失敗しているように見えました。失敗しているように見える部分を列挙してみます。
文字入力モードのポケベルモード
かな入力時はいいのですが、英数字入力時もポケベルモードのままです。マニュアルにもそう記述してあるのでバグではないのでしょうが、設定項目で「かな入力方式」と謳っていながら英数字の入力モードにまで反映されるのには納得がいきません。

かな入力時にポケベル入力をするときにはキートップの文字と対応するのでいいのですが、英字の場合は必ずしも一致する訳ではなく、入力すべきキーストロークと文字の対応表を頭に入れておかなければ行けません。少なくとも以前使っていたPanasonicやSANYOの携帯ではこのようなことはありませんでした。
使いたいところで、使いたい機能が呼び出せない
たとえば、データフォルダ機能で、写真を整理することができるのですが一覧表示時には写真の削除ができるのですが拡大表示時には削除はメニューにありません。すこし見づらいですが次の写真は(左) 一覧では削除があるが、(右) 詳細表示では削除が無いのがおわかりいただけると思います。詳細表示はメニューをスクロールしても「7 サムネイル保存」しかなく、削除はやはりできません。

これが逆だったら、まだ納得がいきました。同じような写真を何枚かとってよくピントの合っているものだけを残す作業をしているときには、いちいち一覧に戻るとどれだったかわからなくなってしまいます。利用シーンをイメージしながら設計できなかったことを表しているように思いました。
着信音量の設定
音量の設定をする際に、いままで使っていた携帯では設定済みの着信音がなったのですがV903Tでは標準のピピピピーという音に固定されています。着うたのように実際に音楽にあわせて聞いてみないと音量がイメージしづらいものがあるのにこの手の抜き用にはがっかりしました。
もちろん、無音の着信音が設定されていた場合、着信音の設定だけではわからないという苦情があってそれに対処したものかもしれませんが、逆に、着信音量の設定は正しいのにならないという苦情があるでしょうから、全く持ってこの問題は手抜き以外の何者でもないと思いました。
