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Takayuki Okazaki’s blog

ちょっと遅くなってしまいましたがやっと年賀状を書き始めました。共同通信のニュースによれば、年賀状を作る人のうち2/3はパソコンを使っているんだそうです。
確かに、数年前からパソコンで書かれたものが増えてきて、プリントゴッコなんかでつくられた年賀状はもうほとんど見なくなりました。

うちは数年前からペーパーレス化をもくろんでいることもあって、プリンタが無いためパソコンで作ることはできず、印刷済みのはがきを買ってきて手書きでコメントを書くようにしています。今回は、ポストカードを買ってきてそれにお年玉付きの年賀切手を貼ってだそうかなと思っていたら、見事に売り切れ・・・。遅かったか・・・。
仕方なく通常の年賀はがきを買ってきて、ポストカードを貼付けて出すことにしました。

そろそろ年末で、ほぼ毎年年末は実家のある関西で過ごすのですが、年末年始の移動(関東〜関西)というのは毎年悩ましいものです。新幹線もちゃんと指定席を押さえておかないと結構つらくて、一度だけずっと自由席で2時間立ちっぱなしのことがありました。新幹線で立っている2時間は鈍行電車よりもつらくて、ほとんど停車しないので本当に足が棒になるという感じがしてそれ以来、混みそうな時期は指定席を取るようにしています。
新幹線は速くていいんですが、それでも新幹線の駅がちょっと遠いので最近では夜行の高速バスを使うことが増えました。もちろん安いということが何よりの理由ですが、発車時間もちょうど忘年会や新年会の一次会〜二次会が終わったぐらいの22時〜23時というのもバスを使用している理由の一つです。

さて、今年はどれで帰ろうかと考えていましたが、最近のアイデアでは青春18切符(JRの鈍行が全国のり放題の切符、1日有効で5毎綴り11,500円、年齢制限なし)で帰ろうかと考えています。昔何回か、京都〜東京の区間を往復したことがありますが必要な時間は6〜7時間とたっぷりかかること、また指定席ではないので区間によってはずっと立ちっぱなしになります。
青春18切符を使って旅行をしていたのはもう、ずいぶん前の学生時代でしたからその頃は立ちっぱなしでも安さに引かれてよく使用していました。

鈍行電車でずっと移動するというのはけっこうつらいのですが時間を贅沢に使って、途中何回か道草しながら、ちょっとした旅行のようにこの切符を使えば、新幹線で移動するよりもかえってゆったりとすることができそうではないかという風に思っています(もちろん、それでも十分しんどいでしょうけど・・・)。いまは、この道草をどこでするかをずっと考えています。途中で3、4回ぐらい下車して外湯のある温泉にふらっと寄ってみたり、おいしいものを食べたりしようと計画しています。

プロジェクトを管理しないという発想というプロジェクト管理とカオス理論をまぜて説明している記事がありました。全体的に、自分で考えていることとかなり近いことを言っているなあという感想です。
記事が出てから「あ、同じこと言おうと思っていたのに」というのは都合がよすぎるので、この記事の考えと少し視点の異なるところを書いていきますが、全般的に意見は大はずれではないが、大当たりでもないといった感じです。

まず、プロジェクト管理とカオスの関連ですが、この記事の筆者が述べているようにプロジェクト管理においてそのステークホルダー(利害関係者)が増えることによってプロジェクトの複雑さが増すことは経験的にも明らかです。これは、この記事が指摘している組み合わせの複雑さよりも、想定と現実の差がプロジェクトの誤差として許容できなくなるという言い方のほうが(カオス理論的にも)しっくりくる気がします。
あと、この筆者がカオスの淵といっているものは、その誤差が許容できるかどうかの淵であり、カオス理論的にリヤプノフ数から推定されるカオス状態との淵とは異なるということから、そもそも論で言えばカオスに対する認識が違うのだろうというところに落ち着きますが、それでもなんとなく違和感を感じます。

カオス理論を少しだけかじっていた(思い切りやっていなかった、ということでボツねた扱いです ;-) ので、もう少しそちら方向の視点で考えます。プロジェクト管理はカオスだ、という仮説を立てると、プロジェクト管理を行うためには線形的なアプローチではなく、非線形的なアプローチをとらなければ収束しないということが容易に想像できます。
ここで言う線形的なアプローチというのは要素還元論的に(物事は細かく分割できるとするような理論; たとえばフーリエ変換みたいに) 物事を細かく分割して管理していくという手法で、非線形の場合にはそれ以外の方法(どれが適切かはまた別途)を使用すると考えてよいでしょう。

普段、プロジェクトに参加していて感じるのはPMBOK的なプロジェクト管理は、(規模の大きい)ソフトウエア開発には不向きということです。これは、線形的なアプローチである、WBS(Work Breakdown Structure)のように要素を分割して管理したとしても、それらのリスクや複雑度は製造業ほど均一ではないということが原因であると感じています。

まだ非線形的なアプローチとして、今回取り上げた記事の「プロジェクトを管理しない」というのがいい手法なのかはよくわかりませんが、少なくとも思えるのはソフトウエア開発ではアーンドバリュで算出するようなコストや出来高以外に、非線形的な要素として現場の暖まり方(チーム内コミュニケーションの円滑さや、作業の加速度)や、顧客との距離感といった要素が、長期または大規模なプロジェクトでは無視できなくなり、少なくともPMBOKやPrince2あたりは通用しないし、結局そのあたりは現場のプロジェクトマネジャのカンにゆだねられている気がしてなりません。

パソコンというアイテムは、何でもできるというふれこみで売られていることが多いのですが、実際のところ何でもしようと思うとなかなかうまくいかないことがよくあります。特に、後々拡張して・・というのがくせ者です。
一番最初に所有していたPC-9821Xsというマシンは、当時パソコンはかなり高価だったこともあり、徐々にいろいろな苦労をしながら拡張して使っていました。また、一時期は自作マシンとよばれる、パーツを買ってきて組み立てるパソコンを持っていたのですが、それも幾つか拡張をしながら使っていました。

ここで拡張をする、というのは「性能を向上させる」という目的と、「新しい機能を追加する」というもののどちらかです。それぞれ、性能を向上させるための拡張や、新しい機能を追加するための拡張を行ってきましたが、どうしても自分でやっていると何らかの問題にぶつかって、結構時間がとられてしまうのです。それでも、学生の頃で時間もふんだんにありましたしたし、そういう機械いじりも好きだったので何の疑問も無くいろいろいじりながら問題を解決していましたが、社会人になってそれほど多くの時間をかけていられなくなったことと、ソフトウエアを含めて拡張をしていくという事自体に少し疑問を持ち始めたことから、いまはなるべく購入時に実現したいものすべてがそろっているものの方が、長期的に見ても使用目的を明確化できて、そういった割り切りから使用シーンを限定することで使いやすさと愛着を手に入れるという方を重視するようになりました。

拡張をしない、という立場に立つと実はパソコン選びはもっと違う面から見ることができるようになります。Windowsパソコンは、いろいろな周辺機器があって、最新のマルチメディア機器がすぐ使えるようになるのですが、最初から搭載されるようになるまではけっこう時間がかかり、その点でWindowsもMacもそれほど大きな差はありません。むしろ、Macの方が周辺機器でもそれぞれの機種でよく検証されていることからトラブルが少なく、無駄な労力をかけないですむことが多く感じられます。
Appleの最近のパソコンのシリーズのうち、iBookとiMacは特に、拡張をしなくても使っていける機種だと思います。この潔さが、3年半前にiBookを選んだ理由となり、未だに愛着をもって使っていられる理由なのかも知れません。

この間、高速バスで東京から大阪まで行ってきました。高速バスと言うといつもは夜間に走る夜行バスにのるのですが、今回は初めて昼に走っているバスにのることにしました。手配する時間があまり無かったので、LAWSONでJRバスを予約していきました。10:10東京駅八重洲出発、18:55 大阪駅着というものでした。
ここでだまされたのは、18:55という分刻みの到着予定時間でした。バスで移動するという性質上、渋滞に影響を受けるのは当然予想の範囲内でしたが、どうやらこの18:55着予定というのには全くもって余裕マージンがとられていないようで、東名で30分渋滞したり、休憩所で出発時刻に5分遅れた人がいたものがそのまま到着時間に反映され、結局大阪駅に着いたのは19:40頃でした。
逆に良かった点は3列シートで広々と快適だったことです。そのバスは二階建てで、その二階の席が取れたのですが二階席は天井も高く、長距離でもつかれがあまりありませんでした。

帰りも同じくJRバスで夜行を使ったのですが、帰りは1階で天井が狭く、前のおっちゃんのいびきが最高にうるさくかなり辛い思いをしました。いびきについてはさいわいiPodで音楽を聴いていたり、予備で耳栓を持っていたので直接的な被害はありませんでしたが、となりのおっちゃんはかなり辛そうでした。
新幹線でも同じようなことがないということはないですが、時間が長い分、高速バスはやはり一か八かだなあと改めて感じました。

前回に続き、V903Tでデザイン的に不満のある部分をご紹介していきます。

電話帳

電話帳というと携帯のかなり初期の頃から搭載されている機能で、Sony Ericssonのジョグダイアルがついているようなもののようにハードウエア的に付加機能がついているもの以外はどの携帯もあまり使い勝手は違わないだろうと思っていた機能で、ある意味で衝撃でした。
V903Tは実質的に名前順以外での整理をすることはできません。いままでPanasonic、Sony、SANYOなどの携帯を使ってきて電話帳の整理はグループ単位で整理をしていました。電話帳を開くと、グループごとに整理されて名前順に並んでいるというのがよくあるパターンです。
でも、V903Tは違いました。それができないのです。V903Tにもグループという概念はありますが、グループというよりはどちらかと言うとタグをつけるというイメージで、グループを検索条件に指定することしかできません。グループを検索条件に使うには電話帳画面で「メニュー」→「9 グループ検索(7番以上の項目は一度スクロールが必要)」→グループを選択→「メニュー」→「2 実行」と最低 6ストローク以上のキー操作が必要です。電話帳にほぼ満タンの500件ぐらいの登録をしている人であればこれでも十分有用でしょうけれども、私のようにせいぜい100件ぐらいしか登録していない場合にはその程度の操作に6ストロークも費やすのであれば、最初から名前順で探した方が速いというなんとも情けない作りになっています。

昔ホームページのデザインの本にユーザは3ストローク以上かかるようなページにはよっぽど興味がなければ行かないからそういう風にデザインしないようにということが書かれていましたが、この機能はまさによっぽど必要性がなければ使われない機能になっています。

先ほど実質的に名前順以外に使えないといいいましたが、実はもう一つユニークなモードがあります。「誕生日順」です。・・・・はっきり言って全くもって不要です。誰が100人もの誕生日を覚えていてそれを使った方が検索が速いのでしょうか?林やぺーさんですか? そもそも、携帯に誕生日とか入れないし(とくにビジネスで利用する場合は相手の誕生日を知っていることはまれでしょう)。

操作と一貫性の無いプレゼンテーション

これは実家にある東芝のビデオデッキでもそうだったのですが、ユーザインタフェースデザイナが居ないんだなあと実感したのはこの辺りです。V903Tではカメラの機能が充実しており、露出補正が -2.0EV〜2.0EVの間で調整することができます。この調整を行うキー操作とその表示が問題でした。
キー操作は左ボタンでマイナス側に補正、右ボタンでプラス側に補正になるのですがなんと表示は縦になっているんです。キー操作と表示の方向が違っていることで、操作に違和感が出てきます。キー操作で上、下はズームに使われているようですが、ズームについては特にビジュアルなモード表示をしない訳ですからこのキーを入れ替えるだけでもっと良かったのかもしれませんし、キーの入れ替えが難しければ画面表示を工夫すれば良かったと思うのですが、残念ながらどちらにもなっていませんでした。

このように、いろいろ細かい点を上げていくともっとたくさんあげられる気がするのですがこれぐらいにしておきます。この1ヶ月半で感じたことは次のようなことです。

  • 操作性に一貫性が無い: おそらく、操作性について統括するような責任者の方が開発プロジェクトにいらっしゃらなかったのではないでしょうか。いらっしゃったとしても、実質機能していなかったのかもしれませんがどちらにしてもそう思えます。
  • 万能の「メニュー」ボタンに頼りすぎている: V903Tを使っていくにはかなりの頻度で「メニュー」ボタンを使わなければ目的の機能を実行することができません。いままで使った携帯では、わざわざメニューから「実行」なんて選ばなくても十字キーの中心にある決定ボタンを押せば良かったのですが、そうはなっていませんでした。このようにメニューに頼りすぎていることはどちらかと言うと開発者の甘えか、プロジェクト管理者がそのために工数を用意しなかったのかのどちらかでしょう。
  • 利用シーンを想像したユーザインタフェースになっていない: V903Tはいろいろな機能がありますが、それを強引に詰め込んだと言う印象がしてなりません。そして、それらの機能はあまり利用シーンを想像していないかのごとくバラバラになっていて、連携しづらく、それが使い勝手を低下させています。これは、ユーザインタフェースのデザインを統括するような方と、どのような機能を提供するかに責任を持っておられる方がうまく連携できていなかったのではないかと想像できます。

以上は、すべて想像の範囲であり、この製品のリリースに向けて努力されてきた設計者、開発者の方々の苦労を非難しようという目的のものではないことをご理解いただければと思います。

V903Tを購入してからそろそろ1ヶ月ちょっとになりました。この製品は正直なところ、ここ近年で購入したもののなかでワースト1位に輝くと言っていいほど使いにくいものでした。
たまたまなのかもしれませんが、実家にあるビデオデッキも東芝製でそれも同じようにがっかりするというか、怒りが混み上がってくるほど使いにくいもので、こういう偶然が重なると「東芝さんにはユーザインタフェースデザインのデザイナーは居ないのでは?」と思えてくるほどです。

使いやすさ/使いにくさというのはある程度個人差があるので上記のようにがっかりする人も入れば、そうでない人も居ると思うのですが、少なくともV903Tのそれは、設計以前の段階で失敗しているように見えました。失敗しているように見える部分を列挙してみます。

文字入力モードのポケベルモード

かな入力時はいいのですが、英数字入力時もポケベルモードのままです。マニュアルにもそう記述してあるのでバグではないのでしょうが、設定項目で「かな入力方式」と謳っていながら英数字の入力モードにまで反映されるのには納得がいきません。
V903Tのキートップ
かな入力時にポケベル入力をするときにはキートップの文字と対応するのでいいのですが、英字の場合は必ずしも一致する訳ではなく、入力すべきキーストロークと文字の対応表を頭に入れておかなければ行けません。少なくとも以前使っていたPanasonicやSANYOの携帯ではこのようなことはありませんでした。

使いたいところで、使いたい機能が呼び出せない

たとえば、データフォルダ機能で、写真を整理することができるのですが一覧表示時には写真の削除ができるのですが拡大表示時には削除はメニューにありません。すこし見づらいですが次の写真は(左) 一覧では削除があるが、(右) 詳細表示では削除が無いのがおわかりいただけると思います。詳細表示はメニューをスクロールしても「7 サムネイル保存」しかなく、削除はやはりできません。
(左) 一覧には削除がある (右) 詳細表示では削除ができない

これが逆だったら、まだ納得がいきました。同じような写真を何枚かとってよくピントの合っているものだけを残す作業をしているときには、いちいち一覧に戻るとどれだったかわからなくなってしまいます。利用シーンをイメージしながら設計できなかったことを表しているように思いました。

着信音量の設定

音量の設定をする際に、いままで使っていた携帯では設定済みの着信音がなったのですがV903Tでは標準のピピピピーという音に固定されています。着うたのように実際に音楽にあわせて聞いてみないと音量がイメージしづらいものがあるのにこの手の抜き用にはがっかりしました。
もちろん、無音の着信音が設定されていた場合、着信音の設定だけではわからないという苦情があってそれに対処したものかもしれませんが、逆に、着信音量の設定は正しいのにならないという苦情があるでしょうから、全く持ってこの問題は手抜き以外の何者でもないと思いました。

パソコンというアイテムのどこに愛着がわくかは人それぞれだと思いますが、愛着がわいたパソコンをどういう風にして使い続けていくかというのはまた別の難しい問題です。
パソコンというアイテムは、特にインターネット接続をするようになってからしきりにソフトウエアをアップデートしたり、セキュリティ上の修正を行ったりしなければいけなくなってしまいました。これはネットワークにつながったという便利さと引き換えであるというのは納得できますが、便利さの引き換えに失ったものも少なくないという気がしてなりません。

うちのiBookは2002年6月に購入したもので、そろそろ3.5年、普通パソコンの機械的な寿命は5年と言われていますからまだあと1.5年は動いてくれなくてはいけないのですが、恐れているのはセキュリティ上の問題でインターネットに接続できなくなってしまうことです。いまはMac OS X 10.3を使用していますが、いずれこのバージョンもAppleからサポートされなくなりセキュリティの問題を修正したバージョンが提供されなくなってしまうことになります。

そうすると、機械的にはまだ使えるんだけれども、インターネットにつなぐには便利さよりもリスクが高くなってしまって使えない。という悲しい状況に陥ります。幸い、うちのiBook (16MVRAM)はMac OS X 10.4のサポート対象機種になっているのでOSを購入して、Symantecなどのウィルス対策ソフトを購入すればどうやら機械的な寿命である 5年を全うできそうです。Mac OS Xはバージョンアップが早く、購入当時から製品寿命を全うできるかやきもきしていましたが、とりあえずMac OS X 10.5が出たり、Intelプラットホーム版のMac OS Xが主流になるまでは問題なく使えそうで安心しています。

過去に使ってきたいろいろなパソコンで、性能的な問題や機械的な問題以外で使えなくなってしまったということを経験していることもあり、実はいま使っているiBookを購入するときに最も考えていたのはやはり、いつまでも使い続けられるかという所でした。昔、COMPAQのパソコンを一時期所有していたことがありましたがそのパソコンは当時の噂ではWindows 95以外動作しないということが言われており、実際、Windows 98をインストールしようとしたところたいそう苦労してしかも、いくつか使えない機能があったりとがっかりしたことがあります。

いま出ているWindowsマシンではそのようなことは少ないのかもしれませんが、小型化された一部のノートパソコンなどでは未だに、新しいバージョンのWindowsを導入するのに苦労するものがあるようです。パソコン初心者の方の場合、なかなかそこまでの情報を仕入れるのは難しいかもしれませんが、パソコンを購入される際にパソコンショップの方にそういった観点でも聞いてみると長く使えるものを使用できるようになるかもしれません。