今回購入したHITACHのPV-SH1ですが、使用してみた感じではインターネットでしらべた評判通り、重さが気になります。充電式のものは持ち運びを考慮して軽めに設計されているのと比べて、PV-SH1はおそらく吸引力を高めることを重視して強力なモーターを装備し、一方で重さを犠牲にしたのでしょう。
3.7kgという重さは気になりますが、全体的な重さのバランスがとれているため使っていて不都合のある感じも無く、また収納している間も震度3〜4以上の地震が無ければひとりでに倒れることはまず無いだろうと思える安定感で、総合的に見れば重さをうまく利用していると評価できると思います。
さて、掃除機を選ぶ際の目安として日本でよく用いられているのは吸引仕事率という表示です。個人的に、この表示は掃除機の性能を示すためにはあまり的を得た表示ではないと思っています。それは、HITACHIのPV-SH1のサイトの注からも見て取れます。
★吸込仕事率とは、JIS規格に定められている吸込力の目安で、最大を表示しています。使用時の吸塵力は吸込仕事率以外に吸込具の種類・ごみのたまり具合や床材の違い等によって異なります。お掃除の際は、ふさわしいポジションをお選びください。
掃除機の性能は、ゴミをどれだけ吸い取れたかで評価されるべきであって必ずしも吸引力によって評価されるべきではないと思います。この吸引仕事率ですが、国際的にはあまりひろく使われていないようです。掃除機の性能を測定する方法としてはIECによって決められているダストピックアップ率という値です。これは一定の方法で散らかした床を一定の方法で掃除することでどの程度のゴミがとれたかという値で、掃除機の機能をうまく評価していると思います。
これ以外にも排気中のチリの量を測定した値、動作時の騒音あたりが掃除機の基本性能を知る上では重要な値とされています。
残念ながらHITACHIのWeb pageにはこの値は公表されていませんでした。またそれ以外の他社製品もほぼ同様に公表されていなかったため、今回は掃除機の性能よりは本体のデザインや、細かいところを掃除するためのホースの使いやすさで選びました。
掃除機でもう少し注目したいのは機能がコンパクトに収まっているかどうかです。掃除機には便利なノズルやホースなどの付属品がいくつかついているんですが、結構どこかに行ってしまったりしまいがち。この辺りが本体に一体化されている掃除機として思いつくのはDYSON DC05とか、その他のシリーズですが、今回購入したPV-SH1もなかなかうまい具合にノズルとホースを格納していて感心しました。
